トラブル事例&対策案
塗装面がざらついてしまった!
A. スプレー時のスピードが速い
B. 塗装面との距離が遠い
C. 塗装面が塗装面が熱い(触ってみて温かいと感じるのはNG)
・適切なスピード(60㎝を1秒)と距離(20㎝前後)で塗装する
・気温が高い時は塗装しない。
・ボカシ剤またはトップコーティングスプレーを使用する。
スプレーを吹き付けた部分が液ダレしてしまった!
スプレーの吹き付けの量が多いか塗装面までの距離が近すぎた。
塗装面との距離と缶を動かすスピードで調整する。
クリア層にクラック(ひび割れ)ができてしまった!
A. 塗装の厚塗り
B. 期間をおいての塗り重ね作業
C.クリアの攪拌不足
薄く塗り重ねる。ボディカラーは10~20分間隔、クリアは15~20分間隔。
塗装面にちぢみ(しわ)ができてしまった!
A. 塗装時の下地処理が不適切
B. 補修作業時のプラサフやプライマーの不使用
C.ウレタンクリア塗装後、完全硬化前に再度ウレタンクリアを吹いた場合
D. パテ( ポリパテ)の端が元の塗装に乗ったまま塗装した(プラサフ等未使用)。パテの乾燥不足など。
バンパープライマー、プラサフを使用し乾燥時間を長めにする。パテと旧塗膜が重ならないようにする。
塗装面の塗膜が押しのけられたようにヘコんでしまった!
A.塗装面に油分が残っている。
B.気温が低い時に塗装(10℃以下)
A.シリコンリムーバーなどで油分を除去
B.気温が低い時は塗装しない。